義実家– tag –
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【8】復職後の話③「終わらない悪夢」
義実家翌日になると旦那はいつもと変わらない様子で黙って朝食を済ませて会社へ向かった。 自分も通勤電車に揺られながらぼんやりと昨夜のことを思い出す。 『一時の気の迷いだろう』『あれだけ抵抗すれば大丈夫』『はやく離婚しよう』 離婚への決意を固めつつい... -
【7】復職後の話②「調子に乗るなよ」
義実家ベッドに思い切り組み敷かれパニックになった私は深夜であることや下の階に姑がいることも忘れて大暴れをしながら大きな声で「嫌だ」「やめて」と叫んだ。 力の差はあったものの全力を振り絞って抵抗を続けると押さえつけようと頑張っていた旦那の力が急に... -
【6】復職後の話①「旦那の豹変」
義実家復職をして3か月。 毎日朝5時に起きて姑の昼食を含めた3食の用意と義父がデイサービスへ行くための準備洗濯物を干すところまで終えると出勤準備に使える時間はほとんどない。 30分ほど電車に揺られて1時間休憩の8時間勤務。 残業が無ければ19時に帰宅し... -
【5】義実家編⑤「地獄のはじまり」
義実家「義父はデイサービスにお願いをする」こと「仕事をしながらでも家事は引き続きする」ことを話すと 旦那は即賛成。姑は 「お父さんがかわいそう」 と言いながらも『家事を怠らないこと』を条件に賛成してくれた。 『仕事さえあれば一人になってもなんとか... -
【3】義実家編③「人生をやり直す」
義実家「集まりでうちだけ孫がいないもんだから恥ずかしい」「こんな寂しい老後になるなんて思わなかった」 「子供ができないの知ってて黙ってたとかないよな?」「お前の年齢が若ければ違っていたのかもなぁ」 布団の中で眠れずにいると過去の姑と旦那の言葉が... -
【2】義実家編②「産めない体」
義実家「そうかもしれないけど、 みくが産めない体なんだから仕方ないよ」「これからは子供いないぶんみくにも働いてもらうし、お金がたまったら皆で旅行にでも行こうよ」 とにかく姑をなだめようとしたのか声を大きくしてひとしきり話した旦那と姑は「ほら、昔... -
【1】義実家編①「嫁いできたのがあなたじゃなければ」
義実家「嫁いできたのがみくさんじゃなかったらうちにだって今頃孫がいたはずなんだから」「あなたが悪いとは言わないけれど、私たちにももうちょっと気を遣ったら?」 義父の食事を手伝っていると旦那と夕食をとっていた姑が食卓から「人生を悲観した」ような声...
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