【8】復職後の話③「終わらない悪夢」

翌日になると
旦那はいつもと変わらない様子で
黙って朝食を済ませて会社へ向かった。

自分も通勤電車に揺られながらぼんやりと昨夜のことを思い出す。

『一時の気の迷いだろう』
『あれだけ抵抗すれば大丈夫』
『はやく離婚しよう』

離婚への決意を固めつつ
いつも以上に仕事に打ち込み
とっぷりと暮れた道を歩いて帰宅すると

やはりいつもと変わらない仏頂面の旦那がいた。

日課をこなして早々に寝室へこもり
寝不足だったこともあってすぐ深い眠りに落ちると

体を触られる感覚で一気に頭が覚醒した。

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この記事を書いた人

夫と別居中の40代主婦です。
婚外恋愛中の彼とのことや他愛もない毎日を投稿していきます。同じような境遇のかたと繋がれたらとても嬉しいです。

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